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谷垣総裁側近の2人がベテラン議員処遇で対立 (産経新聞)

 山崎拓元副総裁、保岡興治元法相、片山虎之助元総務相らベテラン議員の処遇問題で、自民党の谷垣禎一総裁を旧谷垣派時代から支えてきた川崎二郎国対委員長と園田博之幹事長代理の対立が深まっている。早期に事態を収めないと、谷垣氏の指導力が問われ、党運営にも影響しそうだ。

 山崎氏らは夏の参院選で、自民党比例代表候補としての公認を求めてきた。谷垣氏は20日、参院幹部らとの会談で、山崎、保岡両氏については22日までに公認は難しいとの意向をそれぞれに伝えるとしていた。しかし、山崎氏らとの会談は見送られ、片山氏の処遇も含めて24日の党大会後に先送りした。

 園田氏は今週初め、谷垣氏に「解決を一日遅らせるごとに、どれだけ自民党支持者が逃げていくか分かっているんですか」と、党大会前の決着を迫った。これに対して、川崎氏は国民新党入りをちらつかせる山崎氏らの離党を警戒し、拙速な結論を避けるよう求めた。結局、谷垣氏は川崎氏の主張を採用した。

 園田、川崎両氏をめぐっては、谷垣氏が総裁就任時に園田氏を幹事長に起用する構想を持っていたが、最終的には川崎氏の国対委員長起用を優先させ、園田氏を幹事長代理に“格下げ”した経緯がある。

 谷垣氏の判断には、他の旧谷垣派議員も「完全な与党ボケだ」と批判的で、今回も川崎氏に敗れた格好の園田氏は谷垣氏に不満を募らせているという。園田氏が徐々に谷垣氏と距離を置く可能性も出てきた。

 また、党の慣行で山崎派を離脱中の田野瀬良太郎総務会長が、22日の記者会見で「山崎、保岡両氏はすでに団体の推薦を取り付けている」と述べ、両氏への公認見送りの方針を決めている谷垣氏に反発する姿勢をみせた。

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